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患者さんの声!

患者さんの声04:最新技術による豊胸修正術!


患者様の悩み


バストが小さいのがずっとコンプレックスでいつか大きくしたいと思っていましたが、手術は怖いというイメージが強くずっと迷っていました。雑誌で脂肪注入という方法を知り、これなら自分の体にあるものを入れるだけだから怖くないかもと思い、某美容外科を受診しました。そこで「痩せているからかなり広範囲から脂肪を取ることになるけど、注入した脂肪はうまくいけば 80 パーセントくらい残るから大丈夫」と言われ、脂肪注入による豊胸術を受けました。

脂肪を注入した胸もかなり痛かったけど、それより脂肪吸引した太ももがとても痛くてしばらく歩くのも大変でした。

肝心のバストは最初のうちは腫れも手伝ってか 1 カップくらい大きくなって見えましたが、日がたつにつれ徐々に小さくなり半年後にはほぼ元のサイズになってしまいました。ただ完全に元に戻ったわけではなく、両胸にピンポン玉ぐらいの硬いしこりが出来てしまいました。最初は「乳がん!?」と思い、ビックリして乳腺外科の病院に行きましたが、診断の結果は注入した脂肪が変性したものということでした。あんなに痛い思いをしたのに元のサイズになってしまったのもショックでしたが、それよりこのしこりを取るためには胸に傷をつけないと出来ないと言われたのはもっとショッックでした。癌ではないからこのままでもいいといわれましたが、明らかに触れるしこりを一生抱えることの憂鬱に手術を後悔する毎日でした。しこりも取りたいけれどやはりバストを大きくしたいという思いも捨て切れません。


術前評価


触診で点線に囲まれていると範囲に石のように硬いしこりが触れます。




一見明らかな異常はないように見えますが、触診すると左右とも乳頭のやや上方に径約3.5〜4.5cmの硬いしこりを触知します。状態を正確に診断するため3次元CTを行いました。明らかな黒い塊が両側にあるのがわかります。この黒い部分の周囲が一部白くなっているのは、しこりの周囲が石灰化している(石のようになっている)のを現しています。このしこりが正常な乳腺組織を圧迫し、特に右内側(画面上左)では正常乳腺がほぼ欠損しています。


CT画像では空気と脂肪が黒く、筋肉や乳腺組織はグレー、骨や石灰化した組織は白く描写されます。右上の画像で白い線に囲まれた黒い楕円形の画像が確認できます。これは触診で触れる乳房内のしこりの位置と大きさに一致しています。

3次元画像で右乳房を側方から観察しますと、しこりとなっている変性脂肪(黄色)が乳腺内に確認されます。

3次元画像で両側の乳房を正面から観察すると、しこりとなった変性脂肪(黄色)が確認されます。

手術方針

乳房内にできたしこりを摘出手術は乳腺外科では珍しいことではありませんが、通常は乳房の皮膚に傷跡を残します。傷痕が目立ちにくい切開線としては、乳房の下縁に沿った皮膚切開、乳輪周囲の皮膚切開、腋(わき)のシワに沿った皮膚切開の3者があります。この患者様では、たとえ豊胸術の術後でも乳房が乳房下線に覆い被さることはありませんので、乳房下線の傷痕が正面から見えてしまいます。乳輪切開の傷痕はヴェリテ式のジグザグ切開法を用いることによってほとんど目立たなくなります。しかし、患者様から出来るだけ乳房に傷をつけたくないという希望がありましたので、腋のシワに沿った皮膚切開を用いることにいたしました。

乳房内のしこりの摘出と同時に、もともと希望されていた豊胸術を行うことにしました。人工乳腺による豊胸術に不安を感じていらっしゃったので、ヴェリテクリニックで実際に豊胸術を受けたバストカウンセラーのバストを実際に触ってみて、仕上がりの柔らかさを確認していただきましたところ、人工乳腺を用いて是非豊胸を受けたいと希望されました。希望するバストの大きさは C から D カップということでしたので、今の乳房の大きさを考慮すると200ccから250ccの人工乳腺が適切と判断しました。乳房もその周囲の皮膚もやせているため、以前であれば大胸筋下に人工乳腺を入れるタイプです。大胸筋下法では人工乳腺が上方にずれやすい、乳房と人工乳腺の動きが一致しない、又、術後の疼痛が強いという問題があります。ヴェリテクリニックが始めた筋膜下法(乳腺と筋肉の間の薄い膜の下にアナトミカル型の人工乳腺を挿入)は、この大胸筋下法の欠点を補うことができます。さらに、筋膜下法では乳房上方で人工乳腺の輪郭が目立ちやすいという乳腺下法の欠点を克服することが可能です。


術前評価

腋の中で最も隠れやすいシワに合わせて皮膚切開を加えて乳腺に向かって慎重に剥離を進め、正常組織を傷つけずにしこりの原因となっている変性脂肪を摘出することが出来ました。

大胸筋の筋膜(乳腺と筋肉の間の薄い膜)の下面にポケットを作成し、サイザー(仮のバッグ)を挿入して大きさを確認したところ、患者様が225ccを希望されました。しこりの摘出後に出来た乳腺の欠損が目立たないよう225ccのアナトミカル型の人工乳腺の配置を調整しました。





脂肪注入による豊胸術

豊胸術の方法として自分の脂肪を移植する方法です。自分の組織を利用するため一見安全そうに思えますが、注入した脂肪が生着しないと吸収されて豊胸の効果が得られません。また、吸収されないで変性すると硬いしこりとなります。もう一つの問題は、注入脂肪の周囲に石灰化が生じ、マンモグラム(乳がん検診用のレントゲン写真)で同じく石灰化が起こる乳がんとの鑑別が難しくなることです。従って、乳がん発生率が10%を超すアメリカでは乳房の脂肪注入はFDA(厚生省)によって禁止されているのが現状です。吸収されてしまうからと行って大量に注入するとしこりや石灰化のリスクは一層高まります。最近は幹細胞と一緒に注入することで定着率をあげる手法がとられていますが、それでも注入量の半分が残る事はまれです。そのため理想のバストサイズが今より2サイズ以上の方には適さないと思われます。


変性脂肪の摘出

乳房内にできたしこりを摘出手術は乳腺外科では珍しいことではありません。通常はしこりの直上の皮膚に切開を加えて、しこりを探し出して摘出します。しかし、この方法では乳房の皮膚に傷跡が残ることになります。美容が目的である限り、目立つ傷痕を作ることは避けなければなりません。

選択肢としては、乳房の下縁に沿った皮膚切開、乳輪周囲の皮膚切開、腋(わき)のシワに沿った皮膚切開の3者があります。乳房下線の切開や乳輪周囲の切開では乳腺内の操作を直接見ながら行うことが容易であり、止血操作も難渋しません。それらに比べて、腋の切開では乳腺までの距離が遠く、摘出操作や止血操作が難しくなります。しかし、内視鏡などの医療機器と技術的な進歩によりほとんどの症例で脇の下からの摘出が可能となりました。従って、腋の切開では他の2者よりも技術的に難しいのは事実ですが、摘出術は可能です。そこで、切開線を選択するのに大切なことは、術後の傷痕を考慮することです。乳房がかなり大きな方では乳房下線の傷痕を覆い隠すように乳房が垂れ下がってきますが、この患者様では、たとえ豊胸術の術後でも乳房が乳房下線に覆い被さることはありませんので、乳房下線の傷痕が正面から見えてしまいます。乳輪切開の傷痕はヴェリテ式のジグザグ切開法を用いることによってほとんど目立たなくなります。また、腋のシワの中でも腕をおろした時に最も隠れやすいシワに沿って切開すれば、術後の傷痕も目立ちにくく、乳房にいっさい傷を残しません。

大胸筋下法では人工乳腺が上方にずれやすい、乳房と人工乳腺の動きが一致しない、又、術後の疼痛が強いという問題があります。ヴェリテクリニックが始めた筋膜下法(乳腺と筋肉の間の薄い膜の下にアナトミカル型の人工乳腺を挿入)は、この大胸筋下法の欠点を補うことができます。さらに、筋膜下法では乳房上方で人工乳腺の輪郭が目立ちやすいという乳腺下法の欠点を克服することが可能です。


筋膜下法について

従来、人工乳腺を挿入する場所は大胸筋下と乳腺下の選択肢しかありませんでした。 大胸筋下法はラウンド型(お椀のような形)の人工乳腺を乳腺下に使用した際に生ずる形の違和感(バスト上縁に出る段差)を防ぐ術式として考案されました。しかし、人工乳腺が硬い大胸筋に圧迫されるため、人工乳腺と乳房の動きが一体とならないため、バストの動きと感触に不自然さがあります。また、大胸筋下法では術後に人工乳腺が上方に偏りやすい、術後の疼痛が強いといった欠点があります。
乳腺下法では人工乳腺と自身のバストに一体感のある動きや自然な感触が得られます。しかし、ラウンド型の人工乳腺を用いると上縁に段差が生ずるという問題がありました。この問題はアナトミカル型(涙型)人工乳腺の開発により、かなり改善されてきました。とはいうものの、日本人に多く見られる元のバストサイズが小さい方や痩せ型の方、授乳後で乳腺の萎縮が強い方など、アナトミカル型人工乳腺を用いても不自然な段差が出てしまうケースは少なくありません。

第3の層と呼ばれる筋膜下法は、大胸筋と乳腺の間にある筋膜の下に人工乳腺を挿入する方法です。この手術は大胸筋下法と乳腺下法の利点を併せ持つ次世代の豊胸術といえます。どんな体型の方にも形、感触、動きなど全ての面で美しいバストラインと自然な感触を実現します。



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