ニキビ治療にはいろいろな方法がありますが、めぐみさんのような重症のニキビにはまずトレチノイン治療からはじめます。トレチノインは肌のターンオーバー(生まれ変わり)を速めて肌質の根本から治療していくものです。後に行う毛穴の治療にも前もってこのトレチノイン治療を行っておくと非常に良い結果が得られます。体質的に男性ホルモンが相対的に多い方はあごの周りにニキビが多く見られます。めぐみさんのニキビもあごや口の周りに密集していましたので抗アンドロジェン療法も合わせて行いました。

トレチノイン治療は基本的に自宅で行っていただくものですが、肌の反応は個人差が大きいため開始直後は1〜2週間に一度来院していただきます。そこでトレチノインの濃度を調整していきます。ニキビの場合この治療を1〜2ヶ月ほど続ければ肌質が変わりニキビができにくい肌になります。抗アンドロジェン療法というのはスピノノラクトンというお薬を服用していただいて男性ホルモンの量を減らしていきます。2〜3ヶ月であご・口周りのニキビが少なくなります。治療をはじめるときには血液検査が必要であることと、ピルの併用が必要になります。
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